あさひ便り

小さな森の販売所 69

新入荷の「前沢牛らーめん」を食べてみた。

 

前沢牛らしく高級そうで、おしゃれなパッケージ。

前沢牛カレーはたくさんあるけど、ラーメンは初めて。

麺は細くて、茹でる前の細かいちぢれ具合は芸術的に美しい。

このちぢれ具合もデザインされているのだろうか?

 

小袋を開けて、スープの素を絞り出すと、小袋の中にまだ何か残っている感触がある。

固まった脂か?しまった!温めてもみしだく必要があったのか。

いや、違う。このつぶつぶ感。ひき肉だ!

これはすべて出さなければならない。

小さく切った口にお湯を注ぐ。

 

いただきます。

 

甘い。私の大好きなひき肉の甘辛煮の味だ。

牛肉の甘さが凄い!さすが前沢牛!その名に偽りなし!

 

だが、ラーメンにしては甘過ぎるのではないだろうか?

この味はラーメンなのか?

パッケージ裏面に、

「岩手県前沢牛を使った濃厚な味わいのオリジナル醤油スープ」と書いてある。

そうか、個性か。

この味でなければ、前沢牛を入れた意味がない。

この味でなければ、前沢牛らーめんを名乗る資格がなくなるのだ。

 

うちの店では、ラーメンにワカメとナルトをトッピングするが、このオリジナル醤油スープに合っているのだろうか?

などと考えながら半分も食べると、甘さもそれほど気にならなくなり、ちゃんとラーメンの味がする。

 

ごちそうさまでした。

 

しかし、まだ私の鼻腔の奥には、ウシが横たわり、じっとこっちを見ている。